Shogo Ujiie
Master Student
Nara Institute of Science and Technology (NAIST)
Social Computing Lab
学歴
- M.S. (2019 - Now)
Social Computing Lab, Graduate School of Information Science, Nara Institute of Science and Technology.
Supervisor: Prof. Eiji Aramaki and Prof. Shoko Wakamiya.
Research Topic: Medical Informatics
- B.S. (2016 - 2019)
Suzuki Lab, Department of Electrical Engineering and Computer Sience, Kyushu University
Supervisor: Prof. Einoshin Suzuki
Bachelor thesis: 単語の分散表現を用いた文の意味的関係に基づく医学論文の重要な目的・結論文抽出
奨学金など
- 2020年4月, JEES・ソフトバンクAI人材育成奨学金
スキル・興味
- Python/C/C++
- 医療情報学/自然言語処理
開発ツール
- 病名抽出
大規模なテキストで事前学習されたBERTを用いて病名(や,検査値,時間表現など)を抽出します.
- 病名正規化
辞書マッチや機械学習手法によって病名を標準病名に紐付けます.
- IOB util
日本語における固有表現認識(NER)の前処理のためのツール群です.
研究紹介
- 病名の抽出・正規化
診療記録や症例報告の解析を行う際,重要な情報を抽出し構造化する必要があります.
特に重要な情報として病名が挙げられますが,一つの疾患には様々な表現があり,それらを同一視できない問題があります.
そのため機械学習を用いて病名を抽出,正規化する研究に取り組んでいます.
参考:病名抽出,病名正規化
- 医薬品による副作用の抽出
製薬会社では,医薬品の安全性を保つため,医学論文から医薬品による副作用を監視する業務が行われています.
この業務を支援するため,医学論文から医薬品による副作用を抽出する研究に取り組んでいます.
また,Twitterなどのソーシャルメディアからの副作用抽出にも取り組んでいます.
業績
原著論文
国際会議
- Shogo Ujiie, Iso Hayate, Shuntaro Yada, Shoko Wakamiya, Eiji Aramaki.
End-to-end Biomedical Entity Linking with Span-based Dictionary Matching.
Proceedings of the 20th SIGBioMed Workshop on Biomedical Language Processing, 2021.
国内会議
- 氏家 翔吾, 磯 颯, 荒牧 英治.
文脈化埋め込み表現を用いた対照学習による病名正規化.
[slide]言語処理学会 第26年年次大会. 2020年3月.
- 氏家 翔吾, 矢田 竣太郎, 若宮 翔子, 荒牧 英治.
日本語病名正規化システムの開発.
[paper]
[slide]
第40回医療情報学連合大会. 2020年11月.
- 氏家 翔吾, 矢田 竣太郎, 若宮 翔子, 荒牧 英治.
スパン表現を用いた病名の抽出・正規化の同時学習.
言語処理若手の会 (YANS)第15回シンポジウム. 2020年9月.
- 氏家 翔吾, 岡 守男, 島谷 浩司, 井阪 航, 有本 茜, 矢田 竣太郎, 若宮 翔子, 荒牧 英治.
SIGNAL CATCHER: 医学論文を対象とした医薬品有害事象 自動判定システムの構築.
[paper]
[slide]言語処理学会 第26年年次大会. 2020年3月.